昨年をもって解散したSMAP。
解散日となった12月31日の大晦日、木村拓哉を除く4人+元SMAPの森且行を加えた5人が港区六本木にある【炭火焼肉 An】で”解散式”を行ったと週刊誌によって報じられた。
【炭火焼肉 An】とは、堺正章プロデュースの焼肉屋。
ディナータイムは頻繁に行ける価格ではないが、ランチタイムなら1,000円前後と、(六本木の割に)リーズナブル。これなら貧困予備軍の私でも行ける。ということで行ってきた。
炭火焼肉 An
場所はこちら。
都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩2分
東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口より徒歩5分
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩10分
六本木駅から246m
ミッドタウンの横に位置し、飲食店が多く立ち並ぶエリアの一角にある。
正面に見えるのがミッドタウン。どうでもいいが、お店横にあるコインパーキングが満車の場合、店名の「An」と合体して「An満」という文字が浮かび上がる。手前の自販機に貼ってある「稼ごう」も合わせると渋みを増す。
お店正面。
ずっと「An」ではなく「Ar」だと勘違いしていた。よく考えれば店名が「アー」では店員さんも電話越しで伝えにくいだろう。だから「An」で正解。右下に薄っすら見えるのは、プロデューサーである堺正章のメッセージ。”YAKINIKU”というインパクト。
入り口前にはランチメニューの看板。
訪問したのは昼12時過ぎ頃で、案内待ちが二組。前では馬のフィギュアが二階へ登るお客さんや店員さんを見つめている。
待ってる間、小奇麗な店員さんからメニューを渡される。
上カルビ&上ロース定食が気になるがランチで2,500円は厳しい。今回はカルビ&ロース定食(税込1,550円)を注文することにした。
待つこと10分。ようやく店員さんから声を掛けられ、二階へ案内される。階段から焼肉屋の雰囲気は一切ない。
座敷。
落ち着いた雰囲気の中、SMAPは解散日に何を語ったのだろう?やはりキムタクやジャニーズに対する愚痴を酒の勢いに任せ、めちゃくちゃ言ったのだろうか。そんなこと知る由もないし、今となっては正直どうでもいい。
一人だったので予想していたが、案の定相席に案内される。席は私含めて4組。前にはOL二人組、右斜め前にはサラリーマン二人組、横には若いカップル、そして私となる。
少し気まずい気もするが、相席&こっちは私のみいう状況は既に経験済み。
金ないけどリッチな思いをしたくて六本木焼肉Kintanへ行ってみた
5分程でカルビ&ロース定食が運ばれる。この画質でも肉のモチモチ感が分かって頂けるのではないかと思う。それぐらいモチモチしてる。
『少なっ!』と感じる人もいるだろうし、私も少ないと思うが、ランチだと丁度いい量なのだ。むしろこれ以上食べてしまうと午後は睡魔との戦いが厳しくなる。ただ、そこまでの仕事してるの?と問われると、答えに詰まってしまう。
早速焼いてみる。
ジュ〜〜〜〜〜〜
ひっくり返してみる。
ジュ〜〜〜〜〜
食べてみる。
ジュ〜〜〜〜〜C!
というくだらない画を撮りたかったが、周囲の冷やかな目を前に断念。お肉は美味しい。肉の甘さとタレが程よくマッチし、直ぐに次の肉、直ぐに次の肉と、わんこそばのように食べること10分。完食してしまった。
これは全て、全て甘いタレが原因。備え付けの人参やネギまで高級感のある味わいに変化したタレが悪い。いや、いい。
いずれにせよ、あまりの美味しさに「星3つです!」と言いたくなってしまった。もし言っていたら、前に座るOLさん達は苦笑いを浮かべてくれただろうか?検証してみたかったが、さすがに一人では気が引ける。
食べ終わって水を飲みながら隣のカップルの話を盗み聞きする。どうやら、さっきアップしたInstagramのいいね状況をチェックしているようだ。「あ〜!またいいね付いた♡」という声を背に席を立つ。
薄暗い階段は、後半から外の光で明るくなっていく。
会計を済ませ、『サービスなのでどうぞ』というコーヒーをカップにたっぷり注いで店を出る。当然ながらSMAPではないので記者もファンもいない。
お腹は満たされた。
今日はプレミアムフライデー。
もう、仕事は終了としよう。