映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』感想文

Amazonプライムでレンタルして観た。先月ブログメンバーで食事をした際に芥川から「後編は酷い」と聞いていたものの、前編を見てしまった手前スルーすることができずにポチっと。

感想【ネタバレあり】

※以下ネタバレ含むので、これから鑑賞予定の方は閲覧に注意して頂きたい。

感想の前に前編について

当方原作は観ておらず、前編[進撃の巨人 ATTACK ON TITAN]で初めて進撃の巨人の世界に触れたことになる。なので、マンガを実写化した際に多く発生する「原作と違う!」「配役がおかしい!」に便乗することはない。

で、なぜ見る気になったか?という点だが、予告で見た巨人が予想以上にキモかったので怖いもの見たさが一つ。もう一つが石原さとみを見たいというピュアな気持ちから。

その2点を踏まえた上で鑑賞したが、巨人のグロさに関しては概ね満足(鬼キモグロ)、石原さとみは可愛らしさを排除した役だったので、まとめると5点満点中3点。

後編を見終えて

そして、後編になる『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

前編に続き後編も酷評だったことや、amazonの評価も☆1つだったので観る前からある程度のクソ作品であることは覚悟していた。ただ、前編の終わりからどのようにラストを迎えるのか気になり観た。細かく説明するのが面倒なので気になった点を以下に列挙しておく。

後編を観て気になったこと

・スタートから國村隼さん演じる指揮官クバルの長い説教が観ていて辛い
・もっと言ってしまうと前編からクバルは怪しい雰囲気出し過ぎている
・僅か2、3分前後の為になぜ草なぎ剛を起用したのか?
・前編の肝であるグロ巨人がほぼ出てこない
・エレン、シキシマ、クバルが巨人になるんだけど、今回はロボットを操作しているような見せ方をしているので冷める
・サシャ役の桜庭みなみが出てくると「そうだ!三菱地所を見に行こう!」というセリフに期待してしまう
・アクションシーン以外の説明が長すぎる
・ピエール瀧の役であるソウダがあっさり射殺されるが、物語の核を言い過ぎてる
・巨人化の理由がハッキリとは分からない
・エレンとシキシマが巨大化前にタイマンする場面があるが長く感じる
・岩が落ちてきただけで大爆発する爆薬の違和感
・その大爆発に巻き込まれても戦車の中にいたことで助かる石原さとみ
・ロケットランチャーのような武器を使う石原さとみは◎
・途中から石原さとみの少しイカれた役柄に好感を持てる
・ミカサ役の水原希子がウルトラマンのダダに見える時がある

・アルミンの存在価値と「吹き替えですか?」という程の良い声
・シキシマの部屋が妙に最先端
・1時間27分と短い映画だが長く感じる
・三浦春馬の熱さが時折ウザい
・シキシマはともかく、クバルの巨人化は大きい以外そこまで強さを感じなかった。
・最後でシキシマがエレンを庇うような振る舞いを見せていい話風に収めるんだけど、いまいち。。

巨人のグロキモを味わいたい方は前編、巨人同士の殴り合いを見たいなら後編をどうぞ。原作ファンはスルー推奨。

石原さとみは可愛い。