『ドラゴンクエストミュージアム』に行ってきたけどジオラマがメッチャ凄いぜ!

僕らおっさん世代にとって、ファミコンとスーパーファミコンは小学生の頃のドキドキワクワクの象徴でした。その中でも特僕らをワクワクさせていた存在はドラゴンクエスト

困っている人を助けることであったり、仲間を大切にすることであったり、バニーガールにしてもらうパフパフだったり、大切なことはドラゴンクエストに教えてもらったと言っても過言ではない世代。そんな僕らの道徳の教科書でもあったファミコンの象徴的存在、それはやはりドラゴンクエストではないでしょうか。

現在、渋谷ヒカリエでドラゴンクエストミュージアムが開催されており、僕らの思い出のドラゴンクエストが特集されているのであれば行かないわけにはいかぬというわけで、そのミュージアムに行って来ました。

そこで今日は、ドラゴンクエストミュージアムの情報と内部のレポート。さらにはおすすめの楽しみ方を伝えられたらいいなと思います。

基本情報

ドラゴンクエストミュージアム

期間:2016年7月24日(日)〜9月11日(日)

会場:渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール

開館時間:10:00~22:00

※10:00〜11:00は「朝チケット」というものがあります。

そもそもドラゴンクエストとは?

「ドラゴンクエスト」シリーズは、プレイヤー自身が主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すために壮大な冒険物語を紐解いていくという、日本を代表するロールプレイングゲーム(RPG)です。
ゲームデザイナーの堀井雄二氏が、1986年、誰にでも親しみやすいRPGとして『ドラゴンクエスト』を作り出しました。
シリーズを通して登場する「スライム」をはじめとしたモンスターやキャラクターのデザインは、世界的に知られるマンガ家の鳥山明氏が担当。
また、音楽は作曲家すぎやまこういち氏が担当。
当時ゲーム音楽としては珍しかったオーケストラ用の楽曲をゲームに採用し、 深みのあるファンタジーの世界観が再現されました。 今に受け継がれるこうした「ドラゴンクエスト」ならではの魅力は、中村光一氏のプログラム・ディレクションによってゲーム表現として確立され、社会現象を巻き起こすほどの人気シリーズとなりました。「ドラゴンクエスト」シリーズのパッケージソフトは全世界で累計6800万本を出荷しています。
出典:ドラゴンクエストとは | ドラゴンクエストミュージアム 勇者たちがめぐる新たな冒険の旅

今さら説明する必要もないのですが、国民的ゲームにしてRPGの金字塔であるドラゴンクエスト。企画、音楽、デザインが奇跡的なまでに噛み合った伝説的なゲームですね。僕はオンライン化された10以外はすべてプレー経験ありです。何せ面白いですからね。

おすすめのイベント内容

ドラゴンクエストミュージアムでおすすめしたいイベントブースはいくつかあります。順番に見ていきましょう!

『ロト伝説の画廊』

まずは『ロト伝説の画廊』です。

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こちらはドラクエⅠ、ドラクエⅡ、ドラクエⅢのロトシリーズのあらすじが壁に描かれており、その横にシリーズの名場面が油絵の絵画で描かれています!

ドラゴンクエストⅠ

平和な地アレフガルドに突如現われた悪の化身竜王は、魔物たちを封じ込めていた光の玉と、この国の王女を奪い去っていきました。王の命を受け、竜王を倒すべく旅立った若者は、この世界に平和を取り戻すことができるのでしょうか。大人から子供まで幅広い層に絶大な人気を誇る「ドラゴンクエスト」シリーズの、記念すべき第1作。コマンド入力による戦闘やマルチウィンドウシステムの採用などその後の家庭用ロールプレイングゲームに大きな影響を与えた『ドラゴンクエスト』の原点になる作品です。

出典:公式HP

メルキドの街のゴーレムや、竜王の城へ向かうための虹の橋、さらにその竜王の城などが禍々しく描かれた絵画が描かれていました。めっちゃ格好良かった。おっさん、興奮しちゃう。

ドラゴンクエストⅡ

前作から100年後。平和だった世界に、ふたたび悪の手が忍び寄っていました。大神官ハーゴンの野望から世界を守るため、勇者の血をひく3人の子孫たちが立ち上がります!前作の4倍にも迫る広大な世界で、シリーズ初のパーティプレイを実現。誰にでも楽しめるシナリオで、その後のシリーズ人気を決定付けた作品です。

出典:公式HP

ムーンブルクの王女が滅ぼされた街を見つめながらたたずむ姿、サマルトリアの虚弱体質王子がパリピのノリで軽く仲間になるシーン、シドーが現れるシーンなど、シリアスなシーンが描かれていました。しびれる。おっさん、しびれる。

ドラゴンクエストⅢ

伝説が時を超え、今よみがえる。物語は、主人公が16歳の誕生日を迎えた朝、お城に行くところから始まります。大魔王バラモス討伐の旅に出たまま帰らぬ人となった父・オルテガの遺志を継ぎ、主人公は広大な世界へと旅立つのでした。前作よりさらに進化したパーティシステムや転職システム、昼や夜といった時間の概念も組み込まれ、内容に一層深みが増しました。また、ロトの伝説のナゾが明らかとなった壮大なシナリオも話題になった作品です。

出典:公式HP

ルイーダの酒場がリアルに描かれるとかなり渋い。微妙にトルネコみたいなおっさんがいます、笑。あと不死鳥ラーミアの復活のシーンは格好良かったですよ。あとはゾーマ戦なども素晴らしい空気感で描かれていました。いったい誰が描いたのでしょうか?

ここは撮影禁止ゾーンだったので写真はないのですが、上記した名シーンの他にもドラゴンクエストの主要なボス戦等の重要な場面を切り取った素晴らしいスペースになっていました。プレー経験がある人ならば絶対に楽しめると思います!おすすめです!

『巨大!浮かぶ天空城』

『ジオラマギャラリー』

続いてはこちら『巨大!浮かぶ天空城』と『ジオラマギャラリー』です。

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ここではドラクエⅣ、ドラクエⅤ、ドラクエⅦを中心とした『天空三部作』のジオラマが飾られていました!一番興奮しましたね!

天空城。ゲームをやっていた時には意外と小さかった印象があったが、ジオラマも結構小さかった、笑。

360度見れるのが魅力かな?裏側なんて見る機会ないもんね。

ドラゴンクエストⅣ

世界のどこかで巨大な悪が、今その姿を現そうとしている……。全五章からなる各ストーリーはそれぞれ独立しており、最後の章で、主人公となる勇者の元にそれぞれの主人公たちが導かれ、集結します。この、今までになかったオムニバス形式の物語や、AI(人工知能)で戦闘中自分で考え行動する仲間たち、そしてシリーズ初の馬車システムなどの新要素により、他の作品とは一線を画した個性的な作品です。

出典:公式HP

それぞれの物語と、全体の物語に分かれているという画期的な構成のドラクエだった4!ジオラマもそれぞれの名場面が切り取られています!

これから下は、ジオラマを接写していった写真です。どうぞ!!

 ライアンとホイミン!ゲームしてた時は回復に苦労したなぁ・・・

武術大会でのアリーナ!この四匹はマジで苦労した、笑

左のほうにクリフトとブライも応援してます。地味笑。

愛すべき トルネコおじさん。不思議なダンジョンシリーズを作った功績はでかい!!


ミネアとマーニャの二人!えろい。

もう、エロいだけ!


パーティーそろい踏みでの戦闘!!

格好いいですねぇ!勇者がとても勇者的です(意味わからんが)。

加工なしで別角度から!

ドラクエⅣといえば、馬車と気球ですよね♪

ドラゴンクエストⅤ

シリーズ初のスーパーファミコンへと舞台を移し、グラフィック、サウンド、システム面など全てにおいて進化を遂げた『ドラゴンクエスト』シリーズ第5弾。主人公は、勇敢な父パパスとともに旅をする少年時代を経て、やがてたくましい青年へと成長していきます。壮絶な運命を背負い、父から息子、そして子供達へと親子3代に渡って受け継がれていく強い意志。世代を超えて、誰もが感動できる物語となった作品です。

出典:公式HP

主人公のたどる運命がとにかく過酷なドラクエ5。それだけにジオラマも気分が乗ります!見ていきましょう!

主人公の目の前でパパスが殺されてしまうシーン・・・。

この敵たちの憎たらしいこと!!

幼き日の仲間、キラーパンサーにビアンカのリボンを嗅がせるシーン!なつかしいなぁ・・・。

主人公が過酷すぎて仲間になった時に余計にうれしかった気がする、笑

ドラクエ5といえば 、何といっても花嫁選び!!主人公だけではなく、ヒロインたちにとっても過酷なドラクエ5でしたね。ちなみに僕はフローラではなくビアンカ一択でした、笑。


さらに過酷な石にされた主人公と子供たちの再開のシーン。

もう、可哀想すぎて泣けてくるわ。

 隠れた名シーン。幼き日の自分につらいことがあっても、負けないようにと諭すシーン。やっぱり主人公もつらかったんだなぁ・・・。

ドラゴンクエストⅥ

はるか古の頃、平和な人々の暮らしに影を落とす魔王ムドーの存在がありました。 時の君主レイドックは、ムドー打倒のため幾度も兵を出しましたが、いつも寸前で姿を消されてしまうのでした。
魔王を倒せる者は現われるのか?人々の間で語り継がれる幻の大地とは?二つの大陸を股にかけた、かつてない不思議な物語が、幕を開けます。戦闘でモンスターが個性的に動くモンスターアニメーションや、 パワーアップした転職システムなど、シリーズがより進化を遂げた作品です。

出典:公式HP

素晴らしく練りこまれたストーリーと、えげつないまでのムドーの強さが話題になったドラクエⅥ。やはりドラマがありますね!

スピンオフ作品にもよく出てくるテリー

スゲーできる男気取りのくせに、仲間になるころには完全にレベルが置いてきぼりを食らっていて、全く使えない男でしたよね、笑

主人公、ハッサン、ミレーユがドラゴンに乗っかって空へ羽ばたいていく場面。

ミレーユの謎のエロスとハッサンの謎の露出が当時は不思議だった。

ドラクエ6の飛行アイテムといえば、空飛ぶベットですねぇ~

地味にチャモロも乗ってますね。

全然関係ないけど、空飛ぶベットってちょっと下ネタに聞こえる。


バーバラとマスタードラゴンの卵

ぶっちゃけ印象が薄くて、こんなシーンあったっけ?なんて思ってしまった。

すまんバーバラ。


なんとなくFFシリーズのラスボスみたいでしたが、

そうそう、こんなボスでしたと思い出した。

だんだんボスも巨大化する傾向があるのかもしれないですね。

『石板パズル』

残りのシリーズは体験型のイベントブースになっていました。

ドラゴンクエストⅦ

「人は、誰かになれる」「もう一つの人生体験」をテーマに、壮大なシナリオ、雄大な世界観、ドラマチックな音楽、快適な操作性、 そのすべてを極限まで追求した「ドラゴンクエスト」が初めて3Dの立体的な表現を取り入れ、さらに進化いたしました。 新しい時代の新しいドラゴンクエスト「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」は、 プレイヤー自身が「参加」して、物語を「体験」することが出来る最高のエンターテイメントとなった作品です。

出典:公式HP

イベントでは『石板パズル』になっていて、ドラクエ7のキャラクターパズルが出来るブースになっていました。

ちなみに、15秒以内に成功すればゴールドクラスです。

ふふふ、自慢。

『スーパーハイテンション体験』

 

 

ドラゴンクエストⅧ

もはや国民的RPGとの呼び声も高い「ドラゴンクエスト」シリーズ第8弾キャラクター、フィールド、町、そしてダンジョン、すべてを3Dで表現し、まるでプレイヤー自身がアニメの世界を歩き回っているような臨場感を実現! 特に、冒険フィールドは画面の切り替えなしでどこまでも歩いていくことができ、 シリーズならではの「冒険の楽しさ」を、まったく新しいアプローチで体験できるようになりました。 新鋭の株式会社レベルファイブが開発に加わり、“いつもどおりなのにまったく新しい” ドラゴンクエストの世界を創り上げた作品です。

出典:公式HP

イベントでは『スーパーハイテンション体験』になっていて、参加者(特に親子連れ)が体を動かしながら楽しめるブースでした。成功してメチャクチャ喜んでいる子供がいてかわいかったなぁ。。。

恥ずかしくて出来なかった・・・おっさんだもの。

『お祈り世界樹』

 

ドラゴンクエストⅨ

1986 年の第 1 作発売以来、つねに日本の家庭用RPG を代表する作品として人気を博している「ドラゴンクエスト」が、ニンテンドーDS用ソフトとして登場しました。 シリーズの特長である、「自分自身が主人公となって壮大な世界を冒険する」という楽しさに加え、さまざまなキャラクターカスタマイズの要素を導入。 また、ニンテンドーDSならではのワイヤレス通信機能を活かし、ひとつの世界をひとりだけではなく、本当の“仲間”といっしょに冒険するマルチプレイの醍醐味を実現しました。これまでにない、新たな冒険の楽しさを提供した作品です。

出典:公式HP

イベントでは『お祈り世界樹』でした。願いを叶えてくれますよ的なブース。

ぶっちゃけ無理のあるブース。コレイラナクネ?

『旅の扉・目覚めしアストルティア』

ドラゴンクエストⅩ

「ドラゴンクエストⅩ」は、ネットワークに接続して遊ぶオンラインRPGです。プレイヤーは「アストルティア」の世界の住人となり、インターネットを通じて、他のプレイヤーとパーティを組んで一緒に冒険できます。オンラインゲームでありながらも「ドラゴンクエスト」シリーズならではの壮大かつ感動的なストーリーは健在です。シリーズでおなじみのモンスターたちが生息する世界を舞台に、他の種族に転生した主人公となり、本来の種族である「人間」の姿を取り戻す物語が展開します。多彩なエピソードを楽しめる「クエスト」が随時配信されるばかりでなく、世界を広げ、遊びのコンテンツを増やす追加パッケージも発売しました。追加パッケージは現在バージョン3まで販売中で、今なお進化を続けています。

出典:公式HP

イベントでは『旅の扉・目覚めしアストルティア』でした。

が、こちらはドラクエ10を経験した人が参加している写真展のようなものだったので楽しいとかそういうことじゃないブースでした。んー和んだと言っておきます、笑。

混雑具合

僕がミュージアムに入ったのはお盆真っ只中の14日(日)の午後2時でしたが、入り口付近で10分ほど待たされただけで意外とサクッと入場できました。お盆休みの真っ只中でこれならば、比較的入りやすいと言ってもいいのではないでしょうか。

ちなみにブースごとの混雑具合としては、混んでいるスペースとサラリと流されるスペースが明確に別れていました。

まず混んでいるブースはこちら

『ジオラマギャラリー』

ジオラマがとにかく素晴らしかった!

『スーパーハイテンション体験』

親子連れが大量に占拠してます。

『伝説の始まり』

ドラクエのデザイン画や、企画段階の書類の原画が展示されています。流石にファンが集まっていると、ここは皆さんなかなか動かなかった、笑。

続いて比較的空いていて面白いブースはこちら。

ロト伝説の画廊

通路状なので動くときは動きます。

『動き出す冒険の記録

プロジェクションマッピングで作られたあらすじ動画!本をめくるような演出が粋ですよ!

オールスター集結バトルシアター

空いてるのにスゲー格好良かったのがこれ。歴代の勇者たちが集結して、これまた歴代の魔王たちと戦います!コラボしながらなので実際ではあり得ない戦いが激アツです!

最後に

いかがでしたでしょうか!会場では、もちろんすぎやまこういち氏の音楽が流れているので気分は倍増です!懐かしかったり、新しかったりいろいろな感情になれて本当に楽しめますよ。イベントは2016年9月12日までやっているようです!ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか?

発売日は未定ですが、

ドラゴンクエスト11~過ぎ去りし時を求めて~

がニンテンドー3DSとプレイステーション4にて製作されています。

まだまだドラクエの時代は終わらないようです。楽しみだーー!