コパアメリカ センテナリオUSA 2016のスケジュールや注目選手

今週末に行われるチャンピオンズリーグ決勝で2015-16シーズンの欧州サッカーシーンも幕を閉じる。しかし、選手に休みはなく6月以降は立て続けにユーロ、コパ・アメリカ、リオデジャネイロオリンピックと大きな大会がパックリと開かれるので、サッカーファンは充実した寝不足生活を送れることでしょう。

そこで当ブログでは数回に分けて各大会のスケジュールや出場国、注目選手をまとめていきます。今回はコパアメリカ センテナリオUSA 2016。

コパアメリカ センテナリオUSA 2016

開催期間

6月4日(土)〜6月27日(月)

出場国

グループA:アメリカ(開催国)、コロンビア、コスタリカ、パラグアイ
グループB:ブラジル、エクアドル、ハイチ、ペルー
グループC:メキシコ、ウルグアイ、ジャマイカ、ベネズエラ
グループD:アルゼンチン、チリ、パナマ、ボリビア

優勝候補は現在FIFAランク一位で前線に多数のクラック抱えるアルゼンチン、堅い守備とスアレス、カバーニの決定力に期待のウルグアイ、前回チャンピオンのチリ、バランス良いサッカーを展開するコロンビアあたりまでか。オリンピックにネイマールを招集予定のブラジルは小粒感が否めず、国民も優勝すると思ってないだろう。

注目選手

個の強さはユーロ以上だ。アルゼンチンはリオネル・メッシ、アグエロ、ウルグアイはルイス・スアレス、エディソン・カバーニ、コロンビアはハメス・ロドリゲス、チリはアレクシス・サンチェス、アルトゥーロ・ビダル。どの選手も凄いケバブ食べてそうな顔をしている。ただ、一人選べといわれれば、長友佑都所属のインテルでボランチを務めるガリー・メデル

背が171cmと小柄だがチリ代表ではDFラインに入り、身長サイズを感じさせない存在の大きさを見せている。

アルゼンチンのマスチェラーノもそうだが、こうした根性でプレーしている選手が南米には多い印象で、無茶苦茶な守備を見れるのは南米対決ならでは。Jリーグでは絶対に見られない火花が見れるはず。

期待したい展望

ブラジルに全く魅力を感じないのが気がかり。2014年はファール覚悟の寝技サッカーでコロンビアをねじ伏せたけど、サッカーの質は強豪国に随分遅れを取っている。何よりもネイマール以降全くスターが出てきてないので今後数年間は確実に苦労することだろう。現監督のドゥンガは何を思っているのか。

一方永遠のライバルアルゼンチンも前線のスターで何とか威厳を保っているが、サッカーはクソつまらない。ここまでつまらないサッカーをするチームも珍しいというほどつまらない。原因は色々あるが、メッシの存在が良くも悪くも大きい気がする。現在はバルセロナの同胞マスチェラーノの根性プレーで助けれてるが、メッシがいる時のアルゼンチン代表のサッカーに“今“っぽさがないと感じるのは私だけだろうか。

個人的には一番バランスに優れたコロンビア推し。エースのハメス・ロドリゲスはレアル・マドリードでよいシーズンを送れたとはいえないが、かといって絶不調というわけでもない。この大会でもう一度輝き、来シーズンに向けてジダンへのアピールか、他チームが獲得したいと思わせる結果を残すことができるかに注目したい。ピーク時のファルカオがいれば完璧だったのに。。

ウルグアイはゴディンを中心とした守備、少ない決定機をスアレスがどれぐらい活かすか?によって順位が決まるが優勝は。。。どうだろう?それでもブラジルよりはマシか。

最後に現ブラジル代表選手で、かつて東京ヴェルディに在籍していたフッキの暴言で締めたいと思う。

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